ダイソー箱の魔改造 スイッチ類、LED、Arduino nano、そして電圧コントローラー、ツマミなど、必要なパーツ類を揃えました。 肝心のスイッチBOXとなる箱については、サイズ・色・質感・強度・加工性などの求める条件を満たすものはなかなか見つかりませんで…
どのような機能をスイッチBOXに割り当てるか? スイッチBOXで手元操作してみたい機能としては、 1. PS5の起動とスリープ(レストモード) 2. エアフローのON-OFFや風量調節 3. コックピットイルミネーションの色味設定 があります。 1. は今回の企画の出発点…
<その1>中古パッドを手に入れてPSボタンの機能だけを利用する手 まずこのアイデアが浮かびました。 中古パッドを安く手に入れて分解し、PSボタンの端子にコードをハンダ付けし、コードの反対側はスイッチBOXの START/STOP ボタンに接続する。という方法で…
解決したい二つの「煩わしさ」 PS5でプレイしていると、起動やシャットダウン(スリープ)の操作が煩わしく感じます。 <起動時> パッドのPSボタンで起動する ハンコンの電源ボタンを押してオンにする ハンコンでゲームを立ち上げる <終了時> ハンコンでP…
風を感じる快適さ やはり夏場は風を感じながらプレイしたいですね。 そこで扇風機の登場となるわけですが、できればコックピット専用のものをスマートに装備したいところ。 頭上空間を活かす フロアーを含めてコックピット周りは雑然としないよう、なるべく…
不快なシート蒸れ 夏場はエアコンの効いた室内でもシートが蒸れてきます。 実際のクルマでは、かなり昔に蒸れ対策で 木のビーズシートカバー を使ったことがあります。 これは確かに蒸れ対策として有効でしたが、一つ決定的な難点がありました。 それは、炎…
使い続けて浮かび上がってくるもの 完成当初は嬉しさのあまり、何もかもが良いことづくめに感じてしまいがちです。 では2ヶ月ほど使ってみた現在はどうでしょうか? 良好な点 ガッチリした剛性と適正なポジションでフィット感は申し分ありません。ガタガタ…
出費の分類 今回の出費には「直接支出」と「間接支出」、そして「保留資材」があります。 直接支出とは、コックピット本体に直接使われているものの費用です。 etc... 間接支出とは、コックピット製作のために使う道具などの費用です。 etc... 保留資材とは…
肝心なのは性能 完成したコックピット。 見た目はとても気に入りました。しかし肝心の性能はどうでしょうか? そこで剛性とポジション対応性という二つの観点から、各部をチェックしてみました。 ステアリング 取り付けのガタは全くありません。 ハンコン操…
ついにチェッカーフラッグ! 長かった作業の終わりは不思議な感覚になります。 多くの道具や端材を片付け、掃除も終えると、急に部屋がすっきりと広くなり、作業を始める前の姿に戻りました。 そして、目の前には完成したばかりのコックピットがあります。 …
「固定」に勝る「連結」のメリット 上位グレードの市販コックピットは、剛性・ポジション対応性・拡張性・機能美などを高いレベルで両立しています。 それを可能にしているのがボルト結合による固定です。 しかし、上の画像の機種だとハンドルの位置調整のた…
ハンコン取り付け位置を手前側へ延長する モニターの仮設置で判明した、モニター画面がやや近すぎる問題を解決します。 モニター背後に垂直フレームがぴったり位置しているので、モニターとハンコンの前後位置を離すにはハンコンの取り付け位置を手前側へ延…
最も不安要素が多いモニターの取り付け ポジションがほぼ確定したので、いよいよモニター取り付けに着手します。 シングルモニターの場合、画面サイズは27インチか31インチが主流ですが、ドライブシミュレーターに関しては31インチの方が臨場感があっておす…
仮設置によって改善点が明確になる 木でコックピットを作るというチャレンジも、妄想→構想→製作へと至り、仮設置の段階を迎えていくつかの変更点がありました。 その一つが水平フレームの増設です。 もともと設計の段階で2段重ね構造もイメージしていたので…
ペダルがポジションの基準点 ペダルユニットはコックピットの最先端に位置するので、そこがポジションの基準点となってハンドルやシートの位置も決まります。 木製コックピットに最適化したペダル用ベースを作る LogicoolのPRO RACING PEDALSは、3つのペダル…
シート購入 シートは未調達のままでしたが、この先の作業が進められなくなるので購入しました。 シートの選定は、 リクライニング機構 シートレールあり 見た目 の3要素を満たしている中から上の画像のものを選びました。 巨大な箱が自宅に届き、中から出て…
ハンコンとハンコンフレームを強固に結合する ハンコンの底面にあるハンコン取り付け用のネジ止め穴はわずか3箇所しかなく穴の間隔も狭いです。 ハンコンフレームにいくら剛性があっても、取り付け方法に問題があるとハンコンのぐらつきやたわみが生じる可能…
ハンコンフレームがコックピットの剛性の要となる 強いフォースフィードバックを発揮するダイレクトドライブハンコンが優れている点の一つは、実車のような手応えがハンドルから伝わることによって、タイヤのグリップが体感できるところにあります。 例えば…
左右の土台を連結する まず、接着されたベースプレートと大黒柱をダボ結合します。 縦フレームを逆さまにしてテーブルに固定したら、ベースプレートの底面に6本の穴を開け、60ミリのダボに接着剤を塗って打ち込みます。 (Tips: 穴からは木くずが出て周囲に…
大黒柱を支える強固な土台が必要 床にどっしりと踏ん張るような縦フレーム(大黒柱)の土台を作ります。 慎重に位置決めしてから、縦フレームに土台となる脚材(ベースプレート)を接合します。 ポリエチレンシートやマスキングテープで養生して接着剤の垂れ…
垂直フレームがコックピット剛性の鍵を握っている 水平フレームができたので、次はハンコンやモニターを取り付ける垂直フレームを作ります。 一般的なコックピットの多くはフレームが全てボルトで連結固定されていて、そこにハンコンやペダル、シートなどの…
まずは仮置きで確認 購入店でカットした材料をコックピット設置場所に並べてみます。 カット面の精度は申し分ないので、長い材も自立して垂直に立っています。 この時にどの材をどこに、どの向きで使うかも決めます。 (Tips: 材の向きなどの目印はマスキン…
ホームセンターのカットサービスをフル活用 設計図から2x4材の必要な長さと本数を調べ、8フィート材から無駄を少なくカットできるための木取り図を描きました。 2x4材の購入時に木取り図を持参し、店のカットサービスで切ってもらうので、同じ寸法ならこの…
コックピットはサイズが大きいですし、寸法や角度などをできるだけ正確に作りたいので、作業の脇役となる道具を先に揃えておきます。 作業テーブル 私は過去に小型旋盤を持っていたことがあり、それを設置するために製作したテーブルがあるので今回はそれを…
木工好きには不安と魅力が入り交じる絶好のチャレンジ 私の木工趣味は、ホームセンターで入手しやすく価格もリーズナブルな2x4材や合板などを用いたものがメインで、1から図面を起こして製作しています。代表作的なものは整地と束石の基礎から作業した東屋…
イメージを紙にスケッチすることから始める 頭の中に浮かんでくる様々なイメージやアイデアを具体化させるには、まず紙に描いてみるのが一番です。 そこで、すでに調達済みのハンコン・ペダル・シートの各部寸法関係を調べ、それらが配置された状態をスケッ…
調整機能をできるだけ省くために自分の最適値を探る ポジション調整機能はコックピットの構造を考える上で最も複雑で制約が多く、設計が厄介です。 ただ、自分が使う専用のコックピットに大幅な調整範囲を設ける必要はなく、自分のベストポジションがカバー…
仮に木製コックピットという「妄想」が実現可能になるとすれば、クリアすべき条件がいろいろあります。 まず、最も肝心な条件として「剛性」に注目してみます。 シート・ステアリング・ペダルの3点と剛性の関係 コックピットとしての「剛性」に求められる条…
「木製コックピット」という妄想 ところがいよいよコックピット購入!という段になって「ひょっとして木材のコックピットなら自分で作れるんじゃないか?」という妄想が浮かんできました。 というのも、私には木工DIYの趣味があり、いろいろと自分で作ってみ…
レースシム環境を検討する レースシム環境はプレイヤーのスタイルが反映するので千差万別ですが、私はリアリティにこだわってハンドルやペダルなどを操作したいので、そのための機材を揃えるとなるとそれなりの金額になります。 いろいろ検討した結果、私の…