<設計編-1>「木製コックピット」という”妄想”

「木製コックピット」という妄想

ところがいよいよコックピット購入!という段になって「ひょっとして木材のコックピットなら自分で作れるんじゃないか?」という妄想が浮かんできました。

 

というのも、私には木工DIYの趣味があり、いろいろと自分で作ってみたくなるDIY好きの習性があるからです。

 

しかしそんな私でも妄想が浮かぶたびに「さすがに自作は無理やろなぁ、、、」と打ち消していました。

だって、いくらしっかりとネジを締め込んでも、接着剤や補強金具を使っても、ガタガタ・ギシギシで、見た目もダサいコックピットになってしまっては、それこそスクラップ同然のポンコツ車を運転しているようで、リアリティも没入感もあったものじゃないでしょう、、、

 

でも、「もし既製品に負けない完成度でコックピットが作れるとしたら、、、?」と考えると、木工好きの情熱がうずきはじめるのです。(笑)

もちろん、市販コックピットを買う前でないと自作のチャンスはありませんから、念のために、自作できそうかどうかを見極めることにしました。

 

自分が本当に作れるのか?

1. そもそも木材で完成度の高いコックピットが本当に実現可能なのか?

2. 仮に木材で可能だとしても、私の工作スキルで作れるのか?

 

お手本として参考になる木製コックピットなんてネットのどこを探しても見当たりません。そもそも木工とレースシムの両方を同時に楽しんでいる人なんて少ないでしょうし、そもそも完成度の高い木製コックピットをわざわざ作ろうなんて思う人自体がいないのかもしれません。

 

だとすれば、自己流で設計から完成までをこなさなければなりません、、、。

でも、そういうのって挑戦し甲斐がありそうでちょっとワクワクします。

 

もちろん、あくまで「完成度の高い本格的なコックピット」が条件ですから、それが達成できなければ意味がありませんから、私では不可能だと結論が出たなら、それはそれで木製コックピットへの妄想はスッキリ消え去り、後顧の憂いなくアルミの市販コックピットを買うことができるわけです。