立ち上がりでマシンがはらんでいく時の方向修正
パーシャルを使ってコーナリング速度が高まると、ターン後半にオーバースピード気味になりクルマがはらんでいくことが増えました。
せっかく曲がり切る寸前まで来ているのですから、最小限の減速でなんとかクルマのライン修正ができないものか?というのが課題として浮かび上がってきました。
練習で試行錯誤したところ、アクセルワークで対処可能になることに気付きました。
アクセルで曲がるという発想
具体的には、グリップ限界でクルマがはらみそうだと思った時、パーシャルのアクセルを小刻みにパタパタと煽るのです。(※アクセルだけで間に合わない場合はブレーキチョン掛けもあり)
アクセルを煽るとやや減速しつつ前後荷重や駆動力の変化が起こるので、一時的にオーバーステアが強まるようです。
ただしタイヤ一本分ほどのライン変更に近い感じですから、過信は禁物です。
タイミングが早ければタイヤ一本分でもライン修正の効果は大きいのですが、タイミングが遅れると間に合わないので、今の段階では走り慣れた得意なコーナー限定のテクニックだと思います。
まだまだできたりできなかったりの状態で時間がかかっていますが、徐々に手応えを感じつつあります。
このテクニックが身に付くと、
ギリギリ目いっぱいの速度でターンすることへのためらいが減って心理的に走りやすくなるのも大きなメリットだと思いました。
また、ターン後半の曲がり具合が調整できる手段だと考えれば、オーバースピード時に限らず、どのコーナーでもコーナリングスキルのレベルアップに役立つ可能性を感じています。
ただし、このテクニックはコントロール性が肝心で足回りのセッティングも重要になってくるはずなので、それも視野に入れて取り組んでいきたいと思います。
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ベストに近いタイムは出ましたが、6分57秒後半のままです。
<今回の成果>
・アクセルワークによるライン修正を意識するようになりました。