ブレーキを引きずり、アクセルが踏めなくなってきた
コーナーを飛び出さずに回りきれることが増えたのは嬉しい成果ですが、走行ラインを意識してハンドル操作が乱れないように曲がろうとすると、コーナリング中もブレーキを少し引きずるようになってきました。
そうやってコーナリングスピードを落とすとターン後半に曲がりきれなくなるミスが減らせるからです。
特にオーバースピード気味になってしまった時もコースアウトを避けやすいですから、ほとんど引きずり癖のようになってきました。
もちろんコースアウトが減らせるようになったこと自体はここまでの練習の成果です。
しかし、アウトへはらまないようにするためにブレーキを引きずっていると、もどかしく感じるほどコーナー脱出でスピードが乗らないのです。
ブレーキをリリースする前からアクセルを踏み込み始める
そこで、ブレーキをリリースする少し前からアクセルを踏み込み始めて立ち上がり加速のタイミングを早めてみました。
ブレーキを踏んだ状態でアクセルを踏もうとすると、身体が混乱してなかなかできないのですが、コーナー毎にしつこく繰り返していたら、できるようになるものですね。
これを試してみると、引きずっていたブレーキをリリースするときにはすでにアクセルが踏み込まれているので、ブレーキをリリースした瞬間にスッ、とこれまでにない加速の手応えが伝わってくるようになりました。
練習前後のブレーキとアクセルの操作比較のイメージです
これによって、ラインがはらまないことと立ち上がり加速の向上が両立できた訳です。
さらに、”リリースした瞬間にパッと加速する手応え” をもっと引き出したくなるので、アクセルの踏み込みはより大胆かつより早めに、そしてブレーキのリリースはより早めにと意識できるようになり、結果的にブレーキの引きずりが減り、立ち上がり加速でアクセルが踏み込めるようになってきました。
ただし、調子に乗ってアクセル踏み込みを早めすぎるとコーナー出口でスピンしてしまうので、パワーの出具合と相談するような踏み込み加減が必要なようです。
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練習開始時のベストタイムは7分58秒でした。コースアウトの回数はあまり変わらないのでタイムペナルティは前回同様に食らいますが、立ち上がり加速が改善しただけで7分40秒台までタイムUPしました。