ブレーキングからスムーズに曲がり始めることの難しさ
私が全力走行タイムトライアルを始めたとき、最も多い失敗はコーナー進入の失敗でした。
サーキットの走行では減速の目印を決め、ラインのパターンを頭に刻み込んでから本番に臨みますが、狭い一般道でコーナーだらけのラリーコースでは記憶にないコーナーへの対処がうまくできずにコースアウトしやすいのです。
主な原因としては、
1:ターンの開始地点があいまいでなんとなく曲がり始めている
2:距離感と速度感覚が掴めずオーバースピードになって減速が追いつかない
と考えました。
そこで、コーナーが始まる箇所を意識して、そこで減速が完了すると同時に曲がり始めるようにしてみました。
すると、コーナリング開始地点がイメージしやすくなり、操作のタイミングが遅れてコーナーを飛び出す失敗が減り始めました。
ブレーキが効いていない?
そうしている中で、思い切りペダルを踏んでもタイヤがロックしないことに気付きました。これも減速が追いつかない原因だと気付き、ブレーキの効きを調整。
力一杯踏んだときだけロックするように調節したら、減速しすぎる感じになってしまいました。
しかしブレーキコントロールの感覚が明らかに判りやすくなったので、効き具合に慣れるにつれて減速からターンへの繋がりがスムーズになってきました。
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練習開始時のベストタイムはコースアウトから復帰する際のタイムペナルティが多いこともあり、8分50秒程度でしたが、操作のタイミングが取りやすくなったので少しコースアウトが減り、時折8分30秒程度が出ました。