<脱初級のラリゲー修行:LV19> 現時点で抱えている問題点を再認識する

これまでの練習を振り返ってみる

全力でタイムアタックを繰り返しながら優先すべき問題点を切り分ける練習に取り組んできましたが、7分15秒を切った頃からタイムの更新が難しくなってきました。

その理由は大きなタイムロスの原因が減ってきたからで、これまで取り組んできた「全力で走って最優先で取り組むべき問題を探り出す」という荒っぽい手法が私には合っていたのだろうと思います。

 

 

しかし、これからは全力で走りさえすれば見つかるレベルの問題点がほぼ出尽くした感じがするので、これまでとは違ったアプローチで走りの問題点や課題を探り出す取り組みが必要だと考えています。

 

これからの練習は何がテーマになるのか?

前回は停滞期の対策を行いましたが、今後はベスト更新が困難な状況がずっと続くことになります。

そこで、まずは取り組みのテーマになりそうな要素を考えました。

・新たなドライビングテクニック

・車両感覚やタイヤ接地面の状態を感じる

・タイヤのグリップ容量に加減速や操舵で発生する応力の合計を一致させる感覚

・総合的なクルマのセッティング力

・複雑なラインへの対応力

・地形への対応力

・タイヤ幅一本単位のライン修正力

・予測精度を高める

そしてこれらの要素のベースとなる感覚は、クルマの状況を察知するセンスや・予測操作のセンスだと思います。

※さらに「読み」や「勘」も重要になってくるはずですが、こればかりは経験の量と質がなければ会得できない上級者の悟りに近い感覚なのだろうなと想像しています。

 

初級者の時から磨きたい「走りのセンス」

ここまでくると初級者の内容を超えているように思えるかもしれませんが、私は逆に初級者の時からこういったドライビングテクニック関連のセンスを磨いておくことが肝心だと考えています。

大雪の日に都会人は足を滑らせて転び、雪国育ちの人は転ばないのも、雪の上を歩く時のセンスに大きな差があるからです。

今回の修行も、せっかくセンスをテーマにできる段階まで来たのだとすれば、ベストタイムが頭打ちになってからの時期こそ、ラリードライバーとして成長するための絶好の機会だと考えています。

 

 

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停滞期の練習を継続中で、前回から1秒自己ベストを更新。

7分4秒→7分3秒になりました。